1.安全な運航体制
旅客運航許可と専任船長
船舶の運航は、愛知県知事登録・中部運輸局許可を受けた旅行会社、株式会社トラベルコンシェルジュのクルーズ部門が担当いたします。運航は、旅客船の運航に必要な資格を有する専任船長が責任をもって行い、安全を最優先に海上散骨を執り行います。
出港は、熱田の史跡・宮の渡し桟橋。名古屋市内から発着するため、ご家族の移動負担も少なく、安心してご参加いただけます。愛知・岐阜・三重をはじめ、東海各地からのアクセスも良好です。
詳しく
- 株式会社トラベルコンシェルジュは、一般社団法人日本旅客船協会の正会員です。海上運送法をはじめとする関係法令を遵守し、安全かつ適切な運航を行っています。
- 宮の渡し桟橋は、関係機関の正式な許可を受けて発着しています。
- 船舶の運航には明確な出航基準を定め、名古屋港海上交通センターの航行・気象情報を常時確認しています。
- イリジウム衛星電話、位置情報と遭難信号が即時に発信できる国際VHF無線機を搭載し、非常時にも備えた何重もの連絡体制を整えています。
- 救命胴衣はもちろんのこと、法で定められた基準以上に小型船舶用救命浮器も搭載しています。
2.法令・ガイドラインの遵守
適切な海域での散骨
港内や海岸付近、岸壁・堤防周辺などでの安易な散骨は行いません。
散骨は厚生労働省のガイドラインに基づき、さらに、自主基準として陸地から三海里(約5.5km)以上離れた海域でのみ行います。
関係法令および各自治体の条例を遵守し、禁止されている海域では実施しません。周辺環境や他の船舶への影響にも十分に配慮し、適切な方法で執り行います。
ご不明な点につきましては、事前に丁寧にご説明いたします。
詳しく
3.住職自らが乗船し、ご供養を執り行います
歴史に負う責任
熱田の岬に佇む毘沙門堂のころより、圓福寺はこの港町で千二百年以上の歴史を重ね、行き交う旅人の祈りとともに歩んでまいりました。
かつて東海道の要衝として栄えた宮の渡し。旅人はここから船に乗り、それぞれの目指す先へと海路を渡っていきました。
熱田の史跡・宮の渡し。かつて旅人はここから海路で旅を続けました。
圓福寺はそのすぐ傍らで毘沙門天をお祀りし、人々の安航と道中安全を祈りながら、長い年月を見守り続けてきた寺院です。
時代とともに埋め立てが進み、海は少し遠くなりましたが、海への想いは今も変わることなく受け継がれています。
その歴史と月日に負う責任のもと、海上散骨では住職自らが乗船し、旅立たれるお一人おひとりのお名前をお読み上げし、丁寧にご回向申し上げます。
詳しく
- 圓福寺は当初、比叡山延暦寺を開いた伝教大師により天台宗寺院として創建されました。圓福寺中興の厳阿上人が時宗二祖真教上人と出会って感服し帰依して以降、時宗寺院となりました。
- 時宗の開祖、証誠大師一遍上人は、伊予国(愛媛県)の豪族 河野水軍の一族として生まれ、生涯を遊行し、「捨聖」と称されました。亡くなる際の遺言は、「わが屍を野に捨て、獣に施すべし」――肉体への執着を捨て、自然に還ることを願ったお言葉です。海へとお送りする散骨は、その精神に深く通じます。
4.明瞭な費用
追加請求のない、わかりやすい料金体系
プランは三種類のみ。有料オプションを除き、追加費用は発生しません。
また、船舶の運航にかかる費用と、ご供養に関するお布施は明確に分けてご案内しております。
散骨のためにご遺骨をパウダー状にする「粉骨」は、ご供養の一環として、圓福寺本堂にて行っており、費用はいただいておりません。
ご希望の方は、すべてのプランにおいて、ご遺骨の一部を分骨し、圓福寺のお堂または永代墓へお納めいただくことも可能です。
詳しく
- 運航料金および各種オプション料金は、運航を担当する株式会社トラベルコンシェルジュへお支払いください。
- 散骨供養や納骨のお布施は圓福寺宛にお納めください。金額はすべて任意(お志)です。
- 納骨は、圓福寺墓苑 永代墓(名古屋市千種区平和公園)および圓福寺境内のお堂よりお選びいただけます。
「光明遍照」と刻まれた永代墓(合祀)
5.散骨の記録とご報告
確かな記録をお届けします
大切な方をお送りした場所と時間を、確かな記録としてお手元にお届けいたします。
いずれの便も、航海日時や散骨位置・散骨の様子を記録し、後日メールにてご報告いたします。
御一霊ごとに丁寧に記録しますので、「いつ、どこでお見送りしたのか」を後からご確認いただけます。
詳しく
- 散骨位置は、日本水路協会の海図アプリ「new pec smart」(小型船舶の法定備品として認定)の画面で、日時・航跡・緯度経度とともにご報告いたします。
- 散骨の様子は、御一霊ごとにお名前を確認できるよう撮影し、写真にてお届けします。
- ご希望により、動画記録(有料オプション)も承っております。航海のタイムラプス映像に加え、読経・ご回向・散骨の様子を記録した映像をお届けします。なお、他の方の散骨の様子が映り込む部分は編集により除外いたします。
new pec smart の画面。散骨位置や航跡を確認できます。
6.ご遺骨の丁寧なお取り扱い
本堂での粉骨・散骨まで一貫して
ご遺骨は、故人さまの尊厳を損なわないよう、敬意をもってお取り扱いいたします。
海上散骨にあたっては、厚生労働省のガイドラインに基づき、ご遺骨をパウダー状にする「粉骨」を行います。
御一霊ごとに、圓福寺本堂で住職がご回向と舎利礼文読誦の後、丁寧に粉骨させていただきます。ご希望の方はお立ち会いいただくこともできます。
粉骨後のご遺骨は、散骨の日まで本堂にて大切にお預かりいたします。また、遠方にお住まいの方は、ゆうパックによるご送付にも対応しております。
詳しく
- 粉骨を専門業者にご依頼になると、数万円の費用がかかります。「海へ」では、散骨供養の一環として、圓福寺本堂にて行っており、別途費用はいただいておりません。
- 納骨をご希望の場合は、粉骨と同日に承ることもできます。
- 粉骨へのお立ち会いが難しい場合は、ご希望により粉骨前後のお写真をメールにてお送りいたします。
- お立ち会いの際は、散骨供養過去帳への記載内容をご確認いただけます(他の方の情報は伏せた形でご案内いたします)。
圓福寺本堂
7.永代に残るご供養の記録
過去帳 ― 永代の記録
圓福寺本堂には、代々の住職により書き継がれてきた何冊もの「過去帳」が、奉安されています。室町期と江戸期の三度の大火、そして熱田大空襲からも救い出され、今日まで護持されてきました。
各巻の頁を繰れば、明治、江戸、古くは室町・鎌倉期の故人のお名前が並びます。わずか数行の墨文字に、それぞれの人生の重みと証しが綴られています。何十代もの住職が守り伝えてきたこの古びた冊子たちは、これからも大切に引き継がれていきます。
海上散骨供養「海へ」にてご供養させていただいた故人さまお一人おひとりのお名前(氏名・戒名)もまた、過去帳専用に別漉きされた雁皮紙の「散骨供養過去帳」に記され、本堂で大切に引き継がれます。
また、永代経(永代供養)をご希望の方は、「永代祠堂供養簿」にお名前を記し、毎年十一月三日の大法要にてご回向申し上げております。
「散骨供養過去帳」
「永代祠堂供養簿」